体験型の修学旅行に積極的に取り組み、成果を上げている地域の事例や課題を議論する第16回「全国ほんもの体験フォーラムin南信州」が来年の3月19、20の両日、長野県飯田市の飯田文化会館をメイン会場に開かれる。主催は第16回全国ほんもの体験フォーラムin南信州実行委員会、共催は全国ほんもの体験ネットワーク、全国教育民泊協会。受け入れは、教育旅行プログラムなどを提供する飯田市の旅行会社、南信州観光公社が担う。会期中は全国から約400人の来場を見込んでいる。
19日は全体会として、SDGs教育ファシリテーター育成講座受講生らによる実践発表、全国ほんもの体験ネットワーク会長の藤澤安良氏(体験教育企画社長)による「コロナ禍を超えて」をテーマにした基調提案、全国の先進的な地域のキーパーソンによるパネルディスカッション、情報交換会を予定。
20日は、課題別分科会とエクスカーションを執り行う。分科会は5会場を予定し、テーマは「withコロナ、ポストコロナの農林漁家泊の役割と安全体制」「SDGsの教育効果とファシリテーター育成」など。エクスカーションは、SDGs教育プログラム体験。
今回のフォーラム会場となる南信州は2004年第1回大会の開催地。当初は20年3月に第16回大会を開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により2年延期されていた。
問い合わせ先は、南信州観光公社TEL0265(28)1747。
大会のチラシ